2025年7月6日
納期と誠実のはざまで
こんにちは。「ニューマネのすみっこ」です。
今回は、入社7年目。職人気質で頼れる存在、Tさんをご紹介します。
Tさんは八戸出身。高校までを地元で過ごし、大学進学で岩手へ。情報工学を学びながら、当時はストリートダンスにも夢中だったそうです。盛岡、仙台での暮らしを経て大学を中退。 その後、地元に戻って専門学校で改めて情報分野を学び、SIerに新卒入社。約14年間在籍しました。
「給料も安かったし、休みも少なかった。ずっとこのままでいいのかなって、どこかで感じてました。」
そんな時に出会ったのが、ニューマネジメントシステム。 「一回、来てみるだけ来てみよう」くらいの気持ちで面接を受けたそうですが、待遇も、働き方も、カルチャーも、前職とはまるで違いました。
「驚いたのは“無理なものは無理”って、ちゃんと会社として言えること。数字至上主義じゃなくて、エンジニアが開発に集中できる。そういう文化が、最初からあったんですよね。」
今では、上流から下流まで一貫して関わる開発スタイルの中で、サブシステムを作りながら製品理解を深め、問い合わせ対応などのサポートにも携わっています。 中でもTさんが印象的だったのは、「お客様の情報が把握しきれずに困った」とき、自作で顧客管理ツールを開発したエピソード。 その場しのぎではなく、「この先困らないように」という視点で動けるのが、Tさんらしさです。
「いいものを作りたいっていう気持ちは、今の年齢になっても変わらないです。自分が“これは使いたくないな”と思うものは、やっぱり作りたくないですね。」
“使いやすい”だけではなく、“広く役立つ”仕組みを考えるのも、Tさんの流儀。
「一石三鳥が理想です。せっかく作るなら、あちこちで効いてくれる仕組みにしたい。」
スケジュールへの意識も、かなりストイック。 「納期を守るって、当たり前だけどすごく大事。無理な残業はさせない文化があるからこそ、出した工数にはちゃんと責任を持つ。それがプロだと思うんです。」
明るくはっきりした言葉で、お客様に対しても後輩に対しても“ちゃんと伝える”。 Tさんはそうやって、システムの外側にある“信頼”も一緒に作っているのかもしれません。
「ガッツがあって、お金もちゃんともらいたい――そう思ってる人なら、この会社、きっと合うと思いますよ。」
すみっこのようで、まっすぐな人。 それが、Tさんです。